コイスルオトメ

髙木雄也くんに想いを馳せる20overなオタク

音楽








今や国民的アーティストと言われ、知らない人は居ないというほどの有名アーティスト。



過去にリリースしたシングル曲たちはほぼタイアップ曲として様々なところで使われてきた。CMやドラマの主題歌など、耳にしたことがある人は多いと思う。



そんないきものがかりについて、つらつらと書きたいと思います。





いきものがかりは今年、デビュー10周年を迎えました。



 

私はいきものがかりのファンを8年間やってきました。中学1年生の時、きっかけこそ覚えていないけれど、いつの間にか彼らの音楽を聴いていました。それからというもの、彼らの音楽は私の生活になくてはならない存在です。



まず、2009年のクリスマスの約束小田和正さんが主催するライブで、毎年放送もされています。これで私の音楽に対する気持ちを強くさせた曲が生まれました。



「22:50」という曲。小田さんが個人的に素晴らしいと思うアーティストさんに直筆の手紙を書いてオファーし、20組33人のアーティストが一緒になって作り上げた曲。



この曲は、20組のアーティストさんの代表曲のような楽曲をメドレーでみんなで歌う曲です。すべての曲を繋げるために小田さんが試行錯誤して編集をしたので、全員がアレンジを覚える必要がありました。



一度聴いて欲しいです。震えます。感動でしばらく余韻に浸りました。なんて素晴らしいんだと。33人の声があるのに、なんでこんなに美しく交わるんだと。





つぎに、「いきものがかりの みなさん、こんにツアー‼︎2010 全国あんぎゃー‼︎〜ハジマリノウタ〜」



彼らにとって初めての、全国47都道府県、全てを巡る大規模なツアー。私にとって初めてのライブでした。私の地元である静岡の市民文化会館大ホールという今のいきものがかりでは小さすぎる場所。



ファンクラブに入ったときにはチケットのファンクラブ受付が終わっていたので、ローチケか何かで母にとってもらいました。17列目のど真ん中。とても見やすい、いい場所でした。最初の曲はデビュー曲である「SAKURA」初めての生歌。生演奏。涙が止まらなかったことを覚えています。



初めてのライブで実感した、音楽の力。今でもその力を信じています。音楽は、人の心を動かすことの出来る、最高のものである。私はそう思います。





それからというもの、ずっとずっといきものがかりが大好きで、毎日曲を聴いていました。ボーカルの聖恵ちゃんがパーソナリティを務めていたラジオ、いきものがかり吉岡聖恵オールナイトニッポンは録音して聴いていました。音楽番組に出れば当たり前に録画+リアタイ。大好きでたまらなかった。



それからというものの、ライブツアーが発表されればほぼ参戦しました。高1の時にはファンクラス限定ライブがライブハウスで行われました。静岡では開催しないため、横浜まで友達と2人で行きました。(整理番号100番台で前から5列目という神席。結果、帰りの新幹線に間に合わず初めての朝帰りを経験する。)生の音楽を聴くために、彼らに会うために時間とお金をかけてでも、遠征をする。少し苦くて、でも幸せな経験でした。





楽しいとき、辛い時、苦しい時、幸せな時。どんなときでも寄り添ってくれた彼らの曲たち。いきものがかりがいなかったら今のわたしは居ないのではと思うくらい、大きな存在です。





しかし、最近はあまり追いかけなくなりました。今のいきものがかりに不満がある。過去の曲と比べてしまったり、過去の曲の方が聴いてしまう。古株ファンの変なこだわりかな。笑 過剰に期待しているのかな。





国民的アーティストと呼ばれるようになってから、変わってしまったような気がしています。もっといろいろなジャンルの曲が歌えるはずでしょ??どうして守りに入っているの??こんな風に思ってしまう自分がいます。







国民的アーティスト







この言葉の重みは、きっとわたしにはわからないくらい大きなもの。





王道ポップスのレッテルを貼られてしまった以上、貫かなければいけないというプレッシャーもあるのかもしれません。





でも、いきものがかりが目指してきたものは、王道なんです。だから、きっと、間違ってないんです。間違いなんてないんです。ただ、わたしが勝手に、そう思ってしまっているだけなのかな。





I ツアーが良すぎて、ファンファーレツアーを物足りないと思ってしまったこと。あんなに汗をかかないじょいふるは初めてでした。





きっと受け入れるべきなのは、わたしの方。わかってはいるけど、まだ時間が必要みたいです。





わたしが愛してやまないいきものがかりは、きっと、また、わたしを夢中にさせるでしょう。





ちひろ